【BMW冷却水漏れ】漏れ止め剤を使った簡単な修理方法

輸入車の冷却水漏れ止めに必要なものについて

まずはじめに、冷却水漏れ止め作業に必要なものについてお話していきます。

【必要なものその1】漏れ止め材

輸入車にも使えるウルス(WURTH)冷却水漏れ止め材

BMWやベンツなどドイツ車の漏れ止め作業で一番気をつけないければならないのが、漏れ止め剤の選び方です。

というのも、ドイツは日本ほど温暖な地域ではないため、冷却システムが日本車ほど大容量(クーラントの流路の直径が大きい)ものではないため、ホームセンターなどで売られているような強力な漏れ止め材を使ってしまうと、ウォーターラインの壁面にくっついた漏れ止め剤のせいで冷却水の流量が減り、オーバーヒート気味になってしまうことがあります。

クーラント漏れ修理について| SPARK AUTO

ホース内部に白い膜を作っています。

この膜が、クーラントが流れることで、剥がれたりすると、ラジエーターなどを詰まらせてしまいます。

この膜自体もラジエーター内の通路を狭くしてしまいます。

出典)クーラント漏れ修理について| SPARK AUTO

一般的なホームセンターなどで売られている漏れ止め剤は日本車を対象としているため、BMWやベンツのような輸入車には使用しないでくださいというような注意書きがあるものがほとんどです。

ホルツラドウェルド

また、欧州車はサイドフロータイプラジエターが採用されていることが多く、この場合、一般的な漏れ止め剤を使ってしまうとラジエターの下側に薬剤が溜まってクーラントの流れを悪くしてしまう場合があります。

>>ダウンフロー式ラジエーター|webio辞書

>>サイドフロー式ラジエーター|webio辞書

そのため、先程と同様、多くの漏れ止め剤は「サイドフロータイプのラジエターの場合は使用不可」というような記載があります。

ラジエターストップリークRSL

現在のところ、通販で手に入る欧州車(サイドフロー)向けの漏れ止め剤は以下の2種類があります。

【漏止剤①】バーダル(BARDAHL) ラジエターストップリーク

その他添加剤/RSL | バーダル BARDAHL

出典)その他添加剤/RSL | バーダル BARDAHL

バーダルのラジエターストップリークは、注意書きに記載の車種を除くほとんどの車に対応することができる漏れ止め剤です。

具体的な投入不可車種は以下の通りで、それ以外の車種は使用可能ということになっています。

バーダルラジエターリークストップの使用不可車種

この漏れ止め剤は比較的強めの製品となっていて、約1mmぐらいまでの穴であれば漏れを止めることができます。

Q;RSL(ラジエターストップリーク)はどの位の漏れに効果がありますか?

A;約1mm位の穴であれば、止める事が可能です。又、液漏れ予防剤として通常の不凍液や冷却水及び防錆剤に混合して使用する事ができます。

引用)その他添加剤に関するFAQ|バーダルBARDAHL

【漏止剤②】ウルト(WURTH)ラジエーターシールHP

輸入車にも使えるウルス(WURTH)冷却水漏れ止め材

もう一つウルトのラジエター漏れ止め剤も欧州車にも使うことができます。

ウルトラジエターストップの説明書き

漏れ止め剤としての強さは弱めで、0.1mm程度までの微細なクラックに対応しています。

冷却システムのシリンダーヘッドパッキン及びホースの接合部分などに生じた最大0.1mmまでの微細なクラックからの漏れを補修・予防します。

引用)ウルト添加剤関連製品 – ウルトジャパン株式会社

この漏れ止め剤の良いところは、欧州車やサイドフロー式ラジエターにも対応していること、そして、最終的にパーツ交換などした後に漏れ止め剤を含んだクーラントを抜き取れば、漏れ止め剤もきれいに排出することができるという点です。

今回のクーラント漏れはサブタンクが加圧されたときだけ冷却水がにじみ出てくる程度のものですので、このウルトの漏れ止め剤(アマゾン、2640円)をネット購入して使うことにしました。

【必要なものその2】冷却水を抜くための道具

シャンプポンプとストロー、ビニールテープでクーラント抜き

次に準備する必要があるものは、冷却水を抜くために使うものです。

今回は、シャンプーポンプとストロー、ビニールテープを使って簡易クーラント抜き取り器を作りました。

手作りクーラント抜き取り器

シャンプーポンプでクーラントを抜き取る

クーラントを抜き取る際、ペットボトルや瓶などがあるとクーラント受けることができるので、それも準備しておくとよいでしょう。

抜き取る量は投入する漏れ止め剤の量(約300mL)だけですので、100円均一などで大きめの注射器やスポイトなどを買ってきて使ってもいいと思います。

次のページでは、具体的な漏れ止め剤の使い方についてお話していきます。

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