エンジンフラッシングオイル(洗浄剤)の効果を徹底検証

エンジンフラッシングの検証結果

ここからは、エンジンフラッシング検証実験の結果についてお話していきます。

エンジンフラッシング洗浄剤の効果を徹底検証

上の写真はエンジンから抜き取ったオイルのサンプルで、左から順番に、

  1. 新品のオイル
  2. 4000km走行後のオイル
  3. オイル交換1回目のオイル(アイドリング10分後)
  4. オイル交換2回目のオイル(アイドリング10分後)
  5. フラッシング注入後のオイル(アイドリング10分後)
  6. 最終オイル&エレメント交換後のオイル(アイドリング10分後)

となっています。

ここで左から2番目4000km走行後のオイルから、左から3番目(オイル交換1回後)、左から4番目(オイル交換2回後)という感じでオイルの色を比較していくと、4000km走った後の真っ黒な汚れをたくさん含んだオイルが、2回のオイル交換によって徐々にその汚れが薄まってきたことがわかります。

この車の場合、エンジン内部のオイル総量は約6.5Lぐらいで、この検証実験でのオイル交換(上抜き)では、約6Lのエンジンオイルしか抜き取れないため、その差の量の古いオイルが新しいオイルに混ざってしまうため、オイル交換直後のオイルも若干汚れてしまっているように(茶色っぽく)見えるというわけです。

ただ、オイル交換2回後のオイル(左から4つ目のもの)は新油(一番左のもの)よりちょっと黒っぽいレベルにまでなってきたので、この段階でエンジンフラッシングを行いました。

エンジンフラッシング洗浄剤の効果を徹底検証(オイル交換2回後)

エンジンフラッシング洗浄剤を投入

エンジンフラッシング洗浄剤投入し、アイドリング10分を行い、その後抜き取ったオイルが左から5番目のものとなります。

エンジンフラッシング洗浄剤の効果を徹底検証(フラッシング後)

ここで、左から4番目のもの(オイル交換2回後)と左から5番目のもの(フラッシング後)を比較すると、フラッシング後のオイルのほうが若干色が黒っぽくなっていることに気が付くと思います。

エンジンフラッシング洗浄剤の効果を徹底検証(フラッシング後)2

この結果から、エンジンフラッシング洗浄剤の効果は、この色の違いのレベルであり、私が思っていたよりも見た目ではあまり汚れ落ちを実感できなかったなぁという感じでした。

というのも、調査段階でネット上にあった画像の殆どが、エンジンフラッシングでオイルが真っ黒になったというものばかりだったので・・・。

気を取り直して、エンジンフラッシングを行った後のオイルを抜き取り、エレメントを交換し、オイルを再注入して、10分間のアイドリングを行った後のオイルが一番右のものになります。

エンジンフラッシング洗浄剤の効果を徹底検証(最終)

このオイルの色は、左から4番めのオイル交換2回後のものとほとんど同じ色をしています。

エンジンフラッシング後はエンジンオイルに添加されている添加剤(洗浄剤)だけでは落とすことができなかった汚れまで落ちていますので、一番右のオイルはエンジン内部から除去された汚れがほとんど含まれていないオイルということになります。

そのオイルでもこれぐらい茶色っぽくなっているということは、このオイル交換の方法ではどうしてもエンジン内部に残ってしまっている古いオイルと混ざり合ってしまい、オイル交換後の新油の状態でもこのレベルのオイルの色になってしまうことは避けられないことがわかりました。

これはオイル交換1回目(左から3番目)とオイル交換2回目(左から4番目)と同じ状況ですね。

その状態から、フラッシング剤を投入してエンジンフラッシングを行った後のオイルの色が黒くなったということは、やはりエンジンオイルに含まれている添加洗浄剤によるエンジン内部の汚れを落とす効果よりも、エンジンフラッシングによる効果のほうが明らかに大きいということが理解できます。

次のページでは、エンジンフラッシングオイル投入前後のエンジンの調子の変化についてお話していきます。

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