【STEP7】コンピューターの学習値をリセットする
最後に行っておきたいのが、エンジンコンピューターの学習値のリセットです。
肝心なのは交換したにしろ洗浄で済ませたにしろECUを1回リセットしないとダメっすよ。#3さんが指摘しているのは実は本人も気づかないうちにECU学習を行っていたって事なんっすよ。ただリセットされてない所で上書き学習しているからたまにバグも起こるっすからECUは確実にリセットしたほうが良いっすね。
基本BMWなんかだとバッテリー端子を外して1時間放置、でエンジン系統のECUはリセットされるっす。外す時はマイナスプラスの順で付ける時はその逆、を絶対守れば誰でも出来る事っすね。それでECUは『初期化』された状態だから理想は100km/hの定速走行を5分間行うんっすよ。それでECUの学習は完了っすけど、近場に100km/h定速走行できる場所がないなら1~2時間通常走行を続ければ学習は終了するっす。
早速、トランクを開けて、バッテリーのマイナス端子、プラス端子の順番で取り外し、一時間ほど放置していきます。
その後、エンジンを始動し、早速高速道路を5分ほど時速100km/hで走行しました。
その状態でアイドリングの状態を確認すると、Pレンジ、Dレンジ共に以前よりも若干回転数が高めに制御されているようで、あの不快な回転数の低下はなくなりました。
ちなみに、バッテリーの端子を外してしまうとメーターの時計もリセットされてしまいますので、時計が表示されている状態でメーター右側にある竜頭を強めに右や左に回してセットしなおしておきましょう。
最後に一言
今回は、アイドルバルブ清掃でアイドリングが不安定なBMW(E46)をメンテナンスする方法についてお話しました。
アイドルバルブの清掃は時間と労力がかかる作業ではあるものの、アイドリングの回転数が不安定であるという症状に対しては効果の高いメンテナンスです。
この年代のBMWオーナーの中には、2~3万キロ毎にこの作業を行う人もいるようですので、定期的に清掃するといいかもしれませんね。
なお、お金をかけずにBMWを維持管理していくためのDIYメンテナンスに関する記事をこちらにまとめておきましたので、興味のある方はぜひどうぞ。
>>【素人でもここまで出来る】BMWの節約メンテナンスまとめ
それでは!